デフィデは何らかの対応が発生した時、チームを作り、能動的に共通認識を持ってゴールに向かいます。
一例として、自社サービスにおける展示会出展では、各部門参加スタッフの強みを活かすために「展示会チーム」を自発的に作り、出展にむけて、計画し実行していきます。
営業企画部とマーケティング部は、数値目標を設定し、アプローチ手法を、過去のデータ及び展示会の実績、開催場所から目的に合わせ検討します。
デザイン部は、ブースデザイン、フライヤー、アプローチ手法に合わせた資料作成など目標達成のためのデザインを行います。部門はあれど、ビジネスユニットというカテゴリーが組織内に構成されているので、横断的なチーム作りが可能な環境であることは大きな特徴と言えます。
もちろんチームスタッフは他にも業務を抱えており、効率的に計画を進めていくためにチーム内のルールを徹底し、短い時間で効率的な対応を心がけています。
今回は、チームをうまく機能させるために、チームで意識している3つルールについてご紹介します。
チーム内での協議の場合は基本的に30分で完了させ、事前に何を協議したいのかを共有したうえで開催します。
Amazonのミーティング手法を参考にして始めました。今では認識共有が当たり前となり、必要パートを担当しているスタッフ同士が課題を事前確認し、チーム全体に情報共有を繰り返す事で必要最低限の開催となり効率化を実現しています。
また、社内報告、提案等の意思決定者が参加するミーティングとは明確に区別しており、より素早く判断いただくようにしています。
素晴らしい対応にはチーム全員で賞賛します。どんな事でも感じた事は思いやりを持って伝える関係性が自然とできています。
感謝の気持ちを伝える事も大切にしており、チーム専用のチャット内は感謝を伝える言葉が多く見られます。
個人の力で挑むのでなく、参加したいスタッフがいれば、部署関係なく参加いただきます。所属部門のマネージャーはタイミングによっては頭を悩ます事はあるとは思いますが、スタッフの意思を尊重し、他の業務も考慮のうえ、可能な限り機会を与えてくれます。参加してくれたスタッフにはとことん提案と意見を求め、チームを新しい価値観を取り入れる努力をします。
上記3つルールに基づいて、目標達成に向けてチャレンジしていますが、まだ「満足な結果」は得れておりません。
チームとして機能すればするほど、ハードルの高い目標達成を設定してしまいます。
大前提として、展示会の出展は手段であって、目的ではない事をチーム全員が理解しており、あくまで「自社サービスを導入していただく」ことを目指しているので「満足な結果」という言葉は相応しくないのかもしれませんね。
何度も失敗し、その度に原因を考え、仮説を作り、課題解決に向けて実行を試みています。
雰囲気がベンチャー企業のようだと言われますが、デフィデは32期目の歴史ある企業であるところも面白みの一つであると思っています。